Aichi Prefectural High School of Technology and Engineering

「愛知県立愛知総合工科高等学校」

交流・連携・発見を生むものづくりの学校

愛知県の工業教育の中核校として、工業学科の枠を超えた総合的な技術・技能を身に付けた生徒の育成を目指すために設立された。敷地は名古屋市内を東西に走るメインストリートである東山通に面している。通りに面して校舎を配置し生徒の活動を見せることでその存在をアピールし、企業・大学との連携を推進する。5つの学科と2つの専攻科を抱えるが、各学科間のコミュニケーションを活性化するため校舎はあえて分棟とせず一棟にまとめた。生徒の移動のメイン動線として正門から2階レベルに配置した昇降口・グラウンドをつなぐ「テクノモール」、建物中央には各実習室群を貫く2層吹抜けの「コネクトモール」を設け、移動空間であると同時に交流空間とした。集積回路のように高密度に配置された実習室群の中には処々に吹抜けや光庭を設け、生徒の視線や動線が行き交い、新たな出会いや交流を生む空間となることを目論んだ。


このプロジェクトの技術を知る
▷見える化したスケルトンフレームの学校
▷建築設備を体験できる教育施設

・受賞:
BCS賞/中部建築賞/愛知まちなみ建築賞/プレストレストコンクリート工学会賞/
日本建築学会作品選集
・写真撮影:
ロココプロデュース/トロロスタジオ/アイチ空撮サービス
竣工年
2016
所在地
名古屋市千種区
延床面積
30,692㎡
階数
地上5階
構造
RC/一部S 

DESIGN STORY モノづくり、ヒトづくり

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Aichi Prefectural High School of Technology and Engineering

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