Chiba University Sumida Satellite Campus

「千葉大学墨田サテライトキャンパス」

地域連携・実践型教育の場への再生建築

1986年に開設以来、東京・墨田区の中小企業を支援してきた公共建築のコンバージョンである。墨田区が千葉大学と包括的連携協定を結び、公民学連携の拠点を立ち上げる。23区内で唯一大学がなかった「ものづくりの街すみだ」にデザイン・建築・都市・ランドスケープのデザイン系4学科が協働する実践型デザイン教育の場をつくる。既存不適格であった高さ制限を解消する屋根の架け替えを行い、現行の建築基準法に適合させる。将来にわたって自由な発想の下に使い続け、新陳代謝を繰り返す建築の姿が「まちの風景」になる再生計画である。現行法に適合させる構造設計は、既存用途の図書館・体育館・工房・多目的ホールという天井の高い大きな空間を一体的につなぎ、開放的で自由にオープンな実習ができるデザイン活動の場を実現した。建物中央を外部化した区民や学生が24時間自由に往来可能な通り抜け空間には、架け替えた既存屋根のコールテン鋼を地域のひとの目に触れる部分として再利用するなど、可能な限り記憶を残すことを心掛けた。

竣工年
2021
所在地
東京都墨田区
延床面積
9,448㎡
階数
地上5階地下1階
構造
SRC/RC一部S

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